翼のない潜水者

産業遺構、巨大建築、廃線跡を求めて東奔西走

写真

伊豆半島の廃墟巡り②

西伊豆から南へ。コンビニも滅多に出て来ない海沿いの国道(だっけか…)をゆく。 2時間弱で下田あたりまで出られた。黒船来航記念館(正式名称は下田開国博物館)なるものがあり、その真正面に鎮座するはF士屋ホテルの廃墟。 おいおいまじかい。さわやかな…

伊豆半島の廃墟巡り①

一言でいうと、入っては行けない感で溢れかえっていた。 心霊的な危うさに加え、生命の危機的な意味で。 一線を侵すスレスレのラインをお楽しみいただけたらと思ひまふ。 生々しさを伝えるため、写真はほぼ撮りっぱなしにしてあります。 【西伊豆の廃民宿】 …

例えようもないこと

この目に届くのは物体にぶつかった可視光線の反射から得られ情報に過ぎないものの、実体に触れたいような、もの欲しさに手をのばすこの気持ちは例えようもない。

夏休みのまとめ②

大した予定も立てられぬまま夏が終わってしまった。子どもの頃、とても長く感じたひと月半の休みはやっぱり長いのだ。社会人の夏休みは密度が勝負だと思う、皆まで言わずとも(´・ω・`) そんな短いお盆の帰省で三年間に一度のお祭りに顔をだした。彼これ六年…

夏休みのまとめ①

夏の突き刺すような青から蒼へ。 やがて遠くなる瑞々しい日はその終わりを想像することが難しい 今週のお題特別編「はてなブログ フォトコンテスト 2015夏」

てっぱく

ご無沙汰ですm(_ _)m 梅雨が明けてからというもの灼熱で焼き殺されそうですね。 ひんやり鉄の塊で涼みましょう。 大宮の鉄道博物館、ずっと行きたくて念願かなってはしゃぎまくりでした(^ ^) 日本の鉄道史の振り返りです。初期の機関車ってちっさいのね。 そ…

夜の帷

もうしばらく、雨が続くね。

物語がはじまりそう

彼女がそう言った。僕はひと呼吸置き、静かにカメラを構える。 とある日曜の昼下がり、都会のローカル線と呼ばれる某路線に僕らは居た。 戦前生まれの駅構内は昼間でも薄暗い。 古い建物の床や壁は黒ずんで、天井の梁にはツバメが巣をつくっている。少し前ま…

散歩【北千住/曳舟】

ライトな日常の描写 こぐありふれた我々の日常は潜在的に整理されたモジュールの上に存在している。

やぎなら点検放流【矢木沢ダム/奈良俣ダム】

早朝5時発(本当は4時に出たかった)で群馬入り。 みなかみ町は暑かった。矢木沢放流めがけ移動すると思しきダムクラスタの車。 連休でもない日曜の朝、8時半を回った頃すでにR63はダム渋滞…。 なんとか1.5キロ圏内につけた。 軽装の人から重装備まで。ぞ…

廃車両基地

ただいま、おかえり、さよなら、また会いに来るよ。

ブラックアンドホワイト【祖山ダム/小牧ダム】

ふたつとも昭和初期のオーソドックスな重力式ダムです。 ダムの中のダム。もちろん発電用。 砺波市内からR156を五箇山方面へ、新緑の隙間から黒ずんだコンクリートの堤体が顔を覗かせる。 蓄積された時間の重みばかり感じる。 祖山ダムよりやや富山側にある…

東京Deep散歩【神田編】

最近は高架下再生プロジェクトと称したオシャレスポットが増えてますが 個人的には戦前の香りを堪能したいです。 ※真昼でこの薄暗さです。刑事ドラマの撮影とかやっててもおかしくない どれも絶賛現役営業中です。中には廃墟もあったけど 建物自体は昭和初期…

ダムに沈みゆく渓谷の風景

だいぶ前になりますが八ッ場ダム予定地に行ったときのものです。 今回の目的は、ダムの完成とともに水没する吾妻線の一部と渓谷沿いの集落。 すでに全面立ち入り禁止のバリケードが。 車を降りて近づけるところまで徒歩で接近… 旧R145に置き換わる大きな橋と…

ご近所の景色

最近撮った(つっても2週間前)春っぽいものです。 梅がちょうど葉をつけ始めた頃で、今週はもう完全に散ってしまった。 雨の日の撮影は寒いけど色がよく乗るんだよね。。 ポートレート用のレンズで人以外を撮るのにはまってる。 微妙に甘いピントや4/3をも…

沈黙の白亜城②

前回の更新から、またしても間が空いてしまいましたあ…汗 なぜなら、デスクに向かうべきところで堪えきれず八ッ場ダム水没地域を見に 行ったからですが。。大変有意義でした。そのときの話はまた追い追い(← さて、後半は一部現役稼働中の工場と旧社宅(木造…

沈黙の白亜城①

しばらくブログがおろそかになってしまいました。。 3年目社員研修の報告からようやく解放され、本社(九州)から カムバックしたその足で秩父まで遠足に行ってきました♪ 超がつくほど有名な◯ッ◯ツの石灰採掘場。しかし、ここに辿りつくまでには果てしない…

賽の河原②

那須の某所 赤い頭巾の石地蔵。おびただしい数… どうやら千体いるらしい。もっといそうな気もする。 祈るような深い表情と不揃いな傾きで合掌。 タッパのない地蔵は肩まで雪に埋まっていた… 遊歩道を250mほど上がるとむき出しの山肌に、九尾伝説の殺生石が鎮…

賽の河原

三途川。冥府への入り口。日本のあちこちにある 海辺にも似たようなケアンを見たことがある。 関係ないけど道中通りかかる小網ダムのクレストはかっこいいよ。

こどもの気持ちで

都電荒川線周辺をうろついてみた。 都電の魅力は、まず顔がかわいい。この愛くるしい車両がこどもづれとお年寄りでぎゅうぎゅうになる。 あらかわ遊園に寄り道。 小さな観覧車や遊具にどきどき 正直なとこ、道すがらにいたこやつらが気になってしょうがない…

くくり

繋がれた祈りのかたち。

時をとめた【東京湾要塞】

要塞の断片。 猿島は国内に点在する戦跡の1つで、明治初期から昭和にかけて建造された 日本最初の要塞。元国防の要、貴重な産業遺構です。 午前10時のフェリーで島に上陸。日曜の朝だがなかなかの人集り。。 ゆるい起伏の地形と長い時間が作り出した空間…

蔵出し/白山市の某鉱山

訪問は2011年頃でしょうか。秋から冬で季節の変わり目だったと記憶します。 見つけたときは胸が高鳴りました。 すぐさま車を降りて潜入。 まだ人の気配があり、管理されているようです。 規模こそ大きくはないものの、弁柄色の炉や、陶石粉で白化した設備が…

やわらかな白

正月休みがあけ、仕事も二日目です。まだ記憶喪失が激しく周りには呆れられ(。-_-。)長い過ぎる休みは苦手です。故郷はきっと今日も白に埋れ、生き物の活動をにぶくする。時を止めてしまいそうな景色に微かな息吹を感じられることは救いかもしれない。こいつだ…

賀正

あけました。今年も何卒(m_ _)m 大荒れの三ヶ日との予報です。 まだまだ序の口です。冬の実に氷柱。

なんの変哲もないクリスマスの過ごし方

いつものように、2時間ほど残業をして会社を出た。 クリスマスだからといってとくに何かするわけでもなく、帰省のために新幹線の切符を手に入れ、行きも帰りも指定席が取れなかったことに肩を落としながら、今年は雪が多いからヒートテックを買い足してみた…

朽ちて輝きを増すものたちへ

錆びてゆくトタンて、誰かが筆で色を乗せているのではないかと思うほど 多様な表情を持ち合わせていると思いませんか。 真新しく塗りたての頃よりも、命をもったもののように。 トタンに限らず、、ですけども。落ち葉とベリーにだって負けないくらい。綺麗な…

谷中〜根津散策

ネコに会えると聞いて・・・歩いてみたのだけど。 出会うのは疑似ねこばっかやーん!ネコどこーーー!出ておいでーーー!泣 寒かったからねこはコタツで丸くなってるんだね。そうだきっと。 そして、戦災を免れた町には愛おしい昭和の色。懐古主義にはたまり…

アカルイ憂鬱

昭和の匂いが色濃く残るその町は、いつか大切な誰かと歩きたい。そんな気分にさせる景観でした。 檸檬が成ってた!レモンて冬なの・・?

黄昏メランコリー

変なタイトルに意味はありません。笑 冷えてく温度がもどかしい時間帯です。 あと橋の上から撮ってるせいか車の振動で全部微妙にブレるという・・せつない 京浜はたのしいなぁ。住みたい。笑