都営青山北町団地
「戦後初の都営住宅」
東京メトロ外苑前駅から徒歩3分弱。青山通り(R246)の北側裏手に古いアパート群がひっそりとそびえる。昭和32年〜42年建設。
なんとも言えない腐食具合、もはや案内図の役割をなしているのか不明…
誰かが貼付けたステッカーがデザインの一部のようになっている。
日本一オシャレな町表参道の裏の顔…ここでは手入れがなされているのか
それとも自然とこうなったのか、、非常に曖昧なラインで
敷地の至る所が今にも植物に飲み込まれようとしている。
うっかり迷い込むとまるで植物園のよう、、
訪れた時期はちょうどサルスベリが見頃だった。ミニマルな構成の給水塔。
敷地案内図中央手前側、ボックス型。規則正しく並ぶ窓や階段
まだまだ生活感漂う部分を残している。
↓のように住人の退居が目立つ棟も多い。2006年ごろからは立ち退き斡旋が進められ、一部では再開発の噂もあるが真相は定かではない。
団地の中の車たち。
青春のあこがれ、名車も多い。
しかし、どことなく「隠居」感が漂う…。
そしてこの圧倒されるような幹。見つけたときは心底ゾッとした。
多彩な植生をもう少し。。
無機質な景観の中に混沌とした無秩序を残すこの一帯の役割は住民が思っている以上に大きいのかもしれない。