翼のない潜水者

産業遺構、巨大建築、廃線跡を求めて東奔西走

あれは夏の終わりで

大きな台風が日本海側に近づいた夜、家の裏の川は水位を増して眠れやしなかった。

翌日、気になって神二ダムの様子を見に行ったときの写真。

忘れないうちに。

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洪水吐からものすごい濁流が轟く。轟音で隣で話してる声が聞き取りにくい。

しかしダム湖側は比較的おだやかなのよね。

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右岸からもういっちょ。

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結構ダム見に来てる人いたなー。

 

こちらは神三ダム。クレストゲートかっこよかとです。

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黒ずんだコンクリートにブラウンのゲートの重厚感たるや。

富山県(北電)が誇るイケメンダム兄弟です。

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堤体を引きで。アーチの開口部と見事なプロポーション

点検用階段の華奢さがまたなんともアンバランスでいい感じですね。

ちなみに神一、神二、神三ダムは発電用のダムなので洪水調節の機能はない。このような状況は不得手。雨の中発電所の職員さんが往来されていた。

 

薄墨色の空と湿った空気と水が減勢工を打つ音と。

あれは寒い夏の終わりで、