夏休みのまとめ②
大した予定も立てられぬまま夏が終わってしまった。子どもの頃、とても長く感じたひと月半の休みはやっぱり長いのだ。
社会人の夏休みは密度が勝負だと思う、皆まで言わずとも(´・ω・`)
そんな短いお盆の帰省で三年間に一度のお祭りに顔をだした。彼これ六年くらい通ってる。
曇天にまとわりつく湿度。むせかえるような深緑もモノクロに見えた。
雨女の呪いはよほど私のことが好きらしく、晴れてくれない。
とはいえ、雨水が染み込んだ土の匂いは嫌いじゃない。
二日目の朝、よくやく雨雲が去って胸が詰まるような快晴。一転して、焼き殺されそう。どう考えてもホラーな某キャラの石像たち…とシャッター商店街が少し慰めになった。
よく見ると「おみやげ」の二段構えではないか。さりげなく二階の軒に乗っかったゴンドラが謎すぎる…かつてはスキー客で賑わっていたのだろうか。
大地の芸術祭では廃校になった小学校がそのまま作品になったり、学び舎をテーマに扱った展示が多い。教室は子どもたちの舞台で、机も黒板も古い蔵書もでっかいそろばんも壊れそうな剥製も好奇心の宝石に見える。
あの女の子、ずっとこのいたち?の剥製触ってたな…。
その他の作品とか空間とか。
おっと、これはうちの犬のケツ。
一旦モノクロはおしまい。
この兄弟の写真は是非、カラーで楽しさを伝えたい。
巨大なカエルと同じポーズをとりたかったのかな…
この旅で一番気に入ってる写真がこちら。手前の少年と後ろの作品が一体化して見えて面白い。何よりこの子の表情はなんとも言えない。