日立鉱山訪問【遺構探索編】
なぜ遺構(廃墟)にばっか行くのか。
それは、やめられないから。
鬱蒼とした茂みをかき分けた先に、我々の日常の片隅に、それは突如現れる。
人を寄せ付けない異様なオーラ、佇まいと対面したとき、心の底から湧き上がる感動は一度味をしめるとやめられない。
前置きはこれくらいに。日立鉱山の選鉱場跡を目指す。
一度道を間違えたのだけど、同行者の方が衛星写真から入り口とおぼしき通路を見つけてくれた。
道路側からみた遺構。途端で塞がれた外壁の真上に柵が。屋根なのか道なのか…
おそらく両方だろう。
手前の脇道から侵入して、両側から迫りくる木々をかき分け進む。どこへ続くとも知れぬ階段。塞がれた穴や物見櫓を横目にさらに奥へと。ああ、きた。ここだ画面の中央に少しだけ選鉱場の外壁が見える。
みなさまの訪問時のように、下には降りられず。いや、下からのアクセスが不可能で…
自分らのような輩がいるせいで、封鎖されてしまったのだろうか。
コンクリートの屋根が抜け落ちて新たなトップライトが出来ている。笑
そして色を添える広葉樹の落葉。
足元のぬかるみを気にしながら内部(おそらく最上階)へ。華奢な鉄筋でかろうじて持っているようだけど。崩壊の進行は止めようもない。鉄と鉱物の成分で変色したぱきぱきのコンクリートの質感が好きなんです。
充実した探索でした♪