沈黙の白亜城②
前回の更新から、またしても間が空いてしまいましたあ…汗
なぜなら、デスクに向かうべきところで堪えきれず八ッ場ダム水没地域を見に
行ったからですが。。大変有意義でした。そのときの話はまた追い追い(←
さて、後半は一部現役稼働中の工場と旧社宅(木造部のみ)群の一部。
近年は監視が本当にきびしくなり不用意に侵入し発見されようもんなら即通報…と
どの情報源にもありましたので、そっと遠くから撮ったもののみ載せてます。
通報こわい。。
こちら↓斜面に佇む現存する少ない2階建の木造家屋。
居室をまたいで素敵な縁側がつらなり、開口は乳白の薄いガラスでやわらかな光が室内にそそぐ。
すっかり見通しがよくなった障子をぶち破って侵入する植物の生、砕けたガラスの破片は死の冷たさそのものだった…。
残留物はほとんどなく、屋根が抜けた穴から落ち葉が降り積もる。
簡易的な什器が転がっている。錆具合と、埃のかぶり方がお気に入り。
離れると、実はこんな外観です。
こちらお2階です。
こちら厠になります。換気がよく不潔な感じはしない。
個人的に廃墟を楽しむ?ポイントは人が居たころの姿、生活をどれだけ想像できるか、
そのための残留物や空間の使われ方は非常に大事。躯体の痛みや素材の変質を丹念に見て行く。
たまにひやっとするものもあるけどね。
だいぶ長くなってきたけどあと一息です。もうしばしお付き合いください。
まだ稼働…してるらしい石灰工場。トタニストの心をゆさぶりにかかります…
あの巨大なミキサーの中でコンクリの原料がかき混ぜられてんのか。粉物萌える
色味のない山肌にへばりつく白亜の要塞(例えd…略
関東一到達困難な簡易郵便局は健在。
倉庫の屋根は雪の重み?と風化で崩壊…やわやわ崩されそうでいやだな。。
この感じ。この色味、掠れ具合。さいこう。
監視がなければ廃校にすっごく入りたかった。。というか当初の目的はここだったんですがね。法令遵守で、見守りに徹します…つらいけど。
奥が深いなあ、、秩父は。